図1の検査で異常がみられた場合、図2の脊髄横断面の模式図において損傷が考えられる…
図1の検査で異常がみられた場合、図2の脊髄横断面の模式図において損傷が考えられる部位はどれか。
- ⑴ ①示された位置は前索で、別の伝導路が通ります。
- ⑵ ②示された位置は側索の前方で、錐体路が通ります。
- ⑶ ③示された位置は側索で、温痛覚を伝える経路が通ります。
- ⑷ ④示された位置は灰白質にあたり、伝導路ではありません。
- ⑸ ⑤同じ側の後索にあたり、この検査で調べる感覚が通ります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。図1の検査で調べている感覚は、脊髄の後索を同じ側で上行し、延髄で交叉して反対側の視床へ向かいます。したがって、片側に異常が出た場合に損傷が考えられるのは、同じ側の後索にあたる⑤の部位です。脊髄の横断面では、伝導路ごとの位置と交叉の高さを合わせて覚えておきましょう。感覚の種類ごとに、通る場所と交叉の高さを整理しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成