糖や脂質の代謝に関わるクエン酸回路について正しいのはどれか。
糖や脂質の代謝に関わるクエン酸回路について正しいのはどれか。
- ⑴ 細胞質基質で進み、酸素を使わずに完了する。細胞質基質で酸素を使わずに進むのは解糖系で、クエン酸回路とは場所が違います。
- ⑵ ミトコンドリアの中で進み、酸素を使う過程につながる。クエン酸回路はミトコンドリア内で進み、電子伝達系を通じて酸素の消費につながります。
- ⑶ 脂肪酸から生じた物質はこの回路には入らない。脂肪酸は分解されて生じた物質としてこの回路に入るため、入らないとはいえません。
- ⑷ 回路の最終産物として乳酸が蓄積していく。乳酸は酸素が不足したときに解糖系で生じる物質で、この回路の産物ではありません。
- ⑸ 材料となるアセチルCoAは核の中でつくられて回路へ送られる。アセチルCoAはミトコンドリアの中でピルビン酸や脂肪酸から生じます。核でつくられるものではありません。
解説
正答は、ミトコンドリアの中で進み酸素を使う過程につながるという記述です。糖質は細胞質基質の解糖系で分解され、酸素が十分にあるとミトコンドリアに入ってクエン酸回路と電子伝達系で多くのエネルギーを取り出します。脂肪酸やアミノ酸の分解物もこの回路に合流します。酸素が不足すると解糖系にとどまって乳酸が生じますので、場所と材料、酸素の有無を整理して理解しましょう。
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