問4 次の文章は,自律神経系による調節について述べたものである。文章中の空欄 オ…
生物の体内環境とその維持について,問1 ~問5 に答えよ。
問4 次の文章は,自律神経系による調節について述べたものである。文章中の空欄 オ キ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
自律神経系はからだの基本的な働きを調節している。 ヒトは体温が上昇すると, オ 神経を通じて心臓の拍動を抑制して熱の発生量を 減少させる。 逆に,体温が低下すると, カ 神経を通じて皮膚の血管の収縮を促進させ熱の放 散量を キ させたり,心臓の拍動を促進して熱の発生量を増加させたりする。
- 1 オ:副交感 カ:交感 キ:減少体温上昇時は副交感神経、低下時は交感神経がはたらき、血管の収縮で放散量は減少します。
- 2 オ:副交感 カ:交感 キ:増加皮膚の血管が収縮すると、熱の放散量は増加ではなく減少します。
- 3 オ:交感 カ:副交感 キ:減少体温が上がったときに拍動を抑えるのは副交感神経です。
- 4 オ:交感 カ:副交感 キ:増加神経の割り当ても、熱の放散量の変化も当てはまりません。
解説
正解は1です。体温が上がったときは、熱の発生を抑える必要があるので、心臓の拍動を抑制する副交感神経がはたらきます。逆に体温が下がったときは、交感神経がはたらいて皮膚の血管を収縮させます。血管が細くなると皮膚を流れる血液が減るので、体の表面から逃げる熱、すなわち熱の放散量は減少します。血管の収縮と熱の出入りの関係を押さえておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成