問3 次の文章は,自律神経の働きについて太郎と花子の会話を記したものである。文章…
生物の体内環境の維持について,問1 ~問5 に答えよ。
問3 次の文章は,自律神経の働きについて太郎と花子の会話を記したものである。文章中の空 欄 キ ケ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
太 郎:あ,イヌとネコがケンカしているよ。 花 子:イヌは遊びたがっているのかな。ネコは怖がってとても興奮しているようね。 鳴きながら全身の毛を逆立てて威嚇しているわ(図2 )。 太 郎:きっと キ が強く働いているのだろうね。 花 子:なぜそう思うのかしら。 太 郎:毛が逆立っているということは,立毛筋が ク しているということだからね。 花 子:そうか。確か,一般的に活動状態や緊張状態で キ の働きが強まるよね。 太 郎:そうそう。心臓の拍動を ケ したり,血圧を上げたりしてね。 図2
- 1 キ:交感神経 ク:収縮 ケ:促進興奮時は交感神経が働き、立毛筋が収縮し、心臓の拍動は促進されます。
- 2 キ:交感神経 ク:弛緩 ケ:抑制毛が逆立つのは立毛筋が収縮したためで、弛緩ではありません。
- 3 キ:交感神経 ク:収縮 ケ:抑制交感神経は心臓の拍動を抑制ではなく促進します。
- 4 キ:副交感神経 ク:弛緩 ケ:促進興奮しているときに強く働くのは副交感神経ではなく交感神経です。
- 5 キ:副交感神経 ク:収縮 ケ:促進立毛筋の収縮は正しいものの、働いているのは交感神経です。
- 6 キ:副交感神経 ク:弛緩 ケ:抑制神経の種類も筋肉の変化も拍動の変化も当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。活動しているときや緊張しているときに強く働くのは交感神経です。毛が逆立つのは、毛を立てる立毛筋が収縮しているからで、弛緩すれば毛は寝てしまいます。また交感神経は心臓の拍動を促進し、血圧を上げて体を活動に適した状態にします。副交感神経は休息時に働いて拍動を抑えるので、興奮しているネコの様子には当てはまりません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00001.htm)を加工して作成