問4 下線部分世界恐慌によって世界の経済は混乱に関連して,資料1 ・2 をもとに…
次のⅠ・Ⅱについて,後にある問1 ~問8 に答えよ。 Ⅰ 生徒と先生が,家系図を見ながら会話している。 先 生: 第一次世界大戦時の国際関係について,家系図から何か気づくことはありますか。 家系図(斜体は女性) フリードリヒ3 世 アレクサンドル3 世 エドワード7 世 ヴィクトリア アレクサンドラ マリア ヴィクトリア女王 クリスティアン9 世 [デンマーク] ヴィルヘルム2 世 [ドイツ] ジョージ5 世 [イギリス] ニコライ2 世 [ロシア] イツキ: ヴィルヘルム2 世,ジョージ5 世,ニコライ2 世は第一次世界大戦時の君主ですよ ね。第一次世界大戦の時には, A のですね。 先 生: そうですね。もともとヨーロッパ諸国の王室は,国を越えての姻戚関係にありました。 アオイ: なるほど。ところで第一次世界大戦の犠牲者数は,それまでの戦争に比べてとても 多かったそうです。これはなぜでしょうか。 イツキ: 参戦国が多いことや, B こともそうですが,主要参戦国の他にその 植民地や自治領の人々も大量に動員され,犠牲となったからではないでしょうか。 先 生: 良いところに着目しましたね。植民地などから兵士が動員されたかどうかや,その 犠牲について,次の時間に検証してみましょう。 アオイ: 第一次世界大戦後,世界はどう変わったのでしょうか。 先 生: 戦後に新しい体制づくりが目指されたものの,世界恐慌によって世界の経済は混乱 しました。 イツキ: そして各国は生き残りを図るために,国家間の競合がいっそう激しくなり,第二次 世界大戦へとつながってしまったのですね。 ⒜ ⒝ ⒞ ⒟ 以上の兵士を送ると約束した。それを 守るために君たちの助けが必要だ」と 訴えるポスター ロンドン海軍軍備制限条約で定められた 補助艦の保有量の上限
問4 下線部分世界恐慌によって世界の経済は混乱に関連して,資料1 ・2 をもとに考察した結 果の正誤の組合せとして適切なものを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
資料1 アメリカ合衆国で1933 年から集中的に 建設されたダム 資料2 世界貿易における輸出入総 額の変化 (億ドル) 1928 29 35(年) ア 資料1 のダムは,ニューディール政策の一環として行われた大規模公共事業により建設 された。 イ 資料2 において,世界貿易における輸出入総額が停滞していた時期には,ブロック経済 が行われていた。
- 1 ア―正 イ―正ニューディール政策の公共事業も、ブロック経済の時期も合っています。
- 2 ア―正 イ―誤貿易が停滞した時期にはブロック経済がとられています。
- 3 ア―誤 イ―正テネシー川流域のダムはニューディール政策で建設されました。
- 4 ア―誤 イ―誤アもイも、世界恐慌への各国の対応として正しい内容です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。資料1のテネシー川流域のダムは、世界恐慌に対してアメリカ合衆国が行ったニューディール政策の大規模公共事業として建設されたものなので、アは正しいといえます。また資料2で世界貿易が落ち込んでいる時期には、各国が植民地との間で囲い込むブロック経済をとり、他国の商品に高い関税をかけていました。したがってイも正しいといえます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成