ソクマル高卒認定(公共)

問2 下線部分⒜契約に関連して,生徒たちは,契約について調べたことを次の図にまと…

先生と生徒たちが,通学で利用する路線バスのバス停にあった貼り紙を見て,ルールのあり方 について会話している。次のバス停の貼り紙,ルールを評価するための視点および会話文を読ん で,問1 ~問5 に答えよ。 バス停の貼り紙 通学でバスを利用する○○高校の皆さんへ 朝のラッシュ時間帯における混雑緩和を目的として,以下のルールを設定します。 ・乗車前の列は,一般の利用者と○○高校の生徒とで列を分け,一般の利用者が乗車した後 に,生徒の皆さんは乗車して下さい。 □□バス株式会社 ルールを評価するための視点 視点α :目的達成のために役に立つルールであるかどうか。 視点β :意味がはっきりと分かるか,複数の解釈ができないか。 視点γ :立場を入れ替えてもそのルールを受け入れられるか。 会話文 先 生:バス停の貼り紙を見ましたか。新たにバスの乗車ルールが設定されました。 生徒X:一般の利用者の後に乗車すると,バスの座席が埋まって座れない可能性が高まります。 同じように対価を払って乗車する⒜契約をしているのに,不公平な気がします。 先 生:バス会社と乗客の間には旅客運送に関する規定があり,これは A 上の効力をもつ ものです。皆さんがバスに乗車するということは,規定に⒝同意していることになりま す。せっかくなので,このルールの課題について考えてみましょう。 生徒Y:ルールを評価するための視点をもとに考えると,逆に一般の利用者に対して,生徒の後 に乗車するというルールを設定した場合,どのように感じるのかという B につい て考える必要があるかもしれません。また,このルールによって本当に朝のラッシュ時 間帯の混雑を解消できるのかという C の部分にも,課題があると思います。 先 生:なるほど。「公共」で身に付けた見方・考え方を使って考えると,視野が広がりますね。 このあとも⒞法律や⒟司法制度について勉強していきましょう。
問2 下線部分⒜契約に関連して,生徒たちは,契約について調べたことを次の図にまとめた。 図中の D , E , F にあてはまるものの組合せとして適切なものを,下の 1 ~4 のうちから一つ選べ。
図 (原則) 契約の基本的な考え方として, 個人の意思により契約を結ぶことができ るという D がある。 (課題) 売り手と買い手が持つ情報に差 が生じる E によって,市場で粗悪 な財・サービスが売買される懸念がある。 (対策) 売買契約が円滑かつ適切に行われるために,消費者を支援するための様々な取組が行 われている。例えば, F では,一定期間であれば契約を解除することができるクーリン グ・オフ制度を定めている。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は3です。だれとどのような内容の契約を結ぶかを当事者が自由に決められるという考え方を契約自由の原則といいます。過失責任の原則は、損害賠償の責任は過失がある場合に負うという別の原則です。また売り手と買い手の間で持っている情報に差があることを情報の非対称性といいます。そしてクーリング・オフ制度を定めているのは特定商取引法です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00018.htm)を加工して作成

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