問3 図5 のように,赤色よりも波長が短い青色のレーザー光g,hを用いて図4 と…
(1 ・2 のどちらか1 題を選び解答する) 光の性質について,問1 ~問5 に答えよ。 図1 の2 種類の形状のガラスと,ガラス製の円柱形の水槽を用いて光の実験を行った。水槽の ガラスの厚さは無視でき,水で満たされている。また,ガラスと水の屈折率は空気の屈折率より も大きいものとする。 直方形ガラス 半円形ガラス 円柱形水槽 図1 図4 のように,水で満たされた円柱形水槽の中心Oを通るx軸に対して,平行になるように2 本の赤色のレーザー光e,fを入射させると,レーザー光は屈折して点Fで交わるように進ん だ。ただし,レーザー光e,fが,水槽と交わる点をそれぞれA,Bとする。 x 赤色のレーザー光 e f A B 図4
問3 図5 のように,赤色よりも波長が短い青色のレーザー光g,hを用いて図4 と同様の実験 を行った。2 本の光線g,hがx軸上で交わる点をF' としたとき,点Fと点F' の位置関係 とその理由を説明したものとして最も適切なものを,下の1 ~5 のうちから一つ選べ。
x 青色のレーザー光 F g h A B 図5
- 1 屈折率は光の波長が短いほど大きくなるため,点F' は点Fよりも右側にある。屈折率は正しいものの、集まる位置の向きが逆です。
- 2 屈折率は光の波長が短いほど大きくなるため,点F' は点Fよりも左側にある。波長が短いほど大きく曲がるので、手前で集まります。
- 3 屈折率は光の波長が短いほど小さくなるため,点F' は点Fよりも右側にある。波長が短いほど屈折率は大きくなるので、説明が逆です。
- 4 屈折率は光の波長が短いほど小さくなるため,点F' は点Fよりも左側にある。波長が短いほど屈折率は大きくなるので、説明が逆です。
- 5 屈折率は光の波長によらないため,点F' は点Fと同じ位置である。屈折率は波長によって変わるので、同じ位置にはなりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2です。同じ物質でも屈折率は光の波長によって違い、波長が短い青い光ほど屈折率が大きくなります。屈折率が大きいほど大きく曲げられるので、青い光はレンズにより近いところで集まります。したがって、青い光が交わる点F′は、赤い光が交わる点Fより手前(左側)になります。虹ができるのも、この波長による違いによるものです。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成