問2 図3 のように,半円形ガラスの中点Oを通るようにレーザー光を入射させる実験…
(1 ・2 のどちらか1 題を選び解答する) 光の性質について,問1 ~問5 に答えよ。 図1 の2 種類の形状のガラスと,ガラス製の円柱形の水槽を用いて光の実験を行った。水槽の ガラスの厚さは無視でき,水で満たされている。また,ガラスと水の屈折率は空気の屈折率より も大きいものとする。 直方形ガラス 半円形ガラス 円柱形水槽 図1
問2 図3 のように,半円形ガラスの中点Oを通るようにレーザー光を入射させる実験を行っ た。最初に,ガラスと空気の境界面X‒O‒Yに対して垂直になるように,レーザー光をaか ら入射させた。その後,レーザー光をaからdに向かって入射角が大きくなるようにしてい くと,cから入射したときに初めて空気中を進む屈折光が見られなくなった。この現象に関 する下の文中の ア ウ に入る語句の組合せとして最も適切なものを,下の1 ~ 8 のうちから一つ選べ。
a b d O X Y 図3 レーザー光をaから入射させたとき,境界面X‒O‒Yで光は ア 。レーザー光をbか ら入射させたとき,境界面X‒O‒Yで光は イ 。レーザー光をdから入射させたときは ウ 。
- 1 ア:屈折して進む イ:屈折しかしない ウ:屈折光は見られない垂直に入射した光は屈折せず直進し、またbでは反射も起こります。
- 2 ア:屈折して進む イ:屈折しかしない ウ:再び屈折光が見られるdは臨界角を超えているので、屈折光は再び見られません。
- 3 ア:屈折して進む イ:屈折も反射もする ウ:屈折光は見られないaは垂直入射なので、屈折して進むことはありません。
- 4 ア:屈折して進む イ:屈折も反射もする ウ:再び屈折光が見られるaの進み方も、dで屈折光が見られるという点も当てはまりません。
- 5 ア:直進する イ:屈折しかしない ウ:屈折光は見られないbでは屈折だけでなく反射も同時に起こります。
- 6 ア:直進する イ:屈折しかしない ウ:再び屈折光が見られるbの説明も、dで屈折光が見られるという点も当てはまりません。
- 7 ア:直進する イ:屈折も反射もする ウ:屈折光は見られない垂直入射のaは直進、bは屈折と反射、臨界角を超えたdは全反射になります。
- 8 ア:直進する イ:屈折も反射もする ウ:再び屈折光が見られるdは臨界角より大きいので、屈折光は見られません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は7です。aは境界面に垂直に入射しているので、光は曲がらずそのまま直進します。bは斜めに入射するので、一部は屈折して空気中へ出ていき、残りは境界面で反射します。屈折と反射は同時に起こる点が大切です。そしてcで初めて屈折光が見えなくなったということは、cが臨界角にあたるので、それより入射角の大きいdでは全反射となり、屈折光は見られません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成