問4 次の文中の ア , イ に入る語句の組合せとして正しいものを,下の1 ~4…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) 微生物とその利用について,問1 ~問5 に答えよ。
問4 次の文中の ア , イ に入る語句の組合せとして正しいものを,下の1 ~4 のう ちから一つ選べ。
伝染病を予防するために接種される,毒性を弱めた病原体やその毒素などを ア とい う。最初の ア は,イギリスのジェンナーが開発した天然痘の ア である。彼は, 18 世紀末,酪農場ではたらく人々のなかに,ウシの感染症である「牛痘」の感染者がおり, 彼らが天然痘が流行したときに発病しなかったことに気づいた。この事実からジェンナー は,牛痘に感染すると,天然痘を イ できると考えた。
- 1 ア:抗生物質 イ:予防抗生物質は細菌の増殖を抑える物質で、接種して備えるものではありません。
- 2 ア:抗生物質 イ:治療物質の名前も、治療という目的も当てはまりません。
- 3 ア:ワクチン イ:予防毒性を弱めた病原体などがワクチンで、牛痘によって天然痘を予防するという考えです。
- 4 ア:ワクチン イ:治療ワクチンは発病する前に備えるもので、治療のために使うものではありません。
解説
正解は3です。毒性を弱めた病原体やその毒素などを、あらかじめ体内に入れて免疫の記憶をつくらせるものをワクチンといいます。抗生物質は微生物がつくる、細菌の増殖を抑える物質なので、接種して備えるものではありません。またジェンナーが着目したのは、牛痘にかかった人が天然痘を発病しなかったという事実です。ここから、牛痘に感染させておけば天然痘を予防できるという考えが導かれます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00018.htm)を加工して作成