ソクマル高卒認定(科学と人間生活)

問5 次に示す分子式の物質のうち,付加重合により高分子化合物になる物質として適切…

(3 ・4 のどちらか1 題を選び解答する) プラスチックについて,問1 ~問5 に答えよ。 プラスチックを作ろう 目的 高分子化合物の一種であるプラスチックを作り,その理解を深める。 手順 ⑴ 試験管に尿素2 g を測り取る。 ⑵ ⑴の試験管にホルマリン5 mL を加え,尿素を溶かす。 ⑶ 溶かしたものをアルミカップに入れ,塩酸を加える。 ⑷ しばらく放置すると蒸気を出しながら固まり,プラスチックが生成する。 ⑸ カップから取り出し,手触りを確認する。 ⑹  ⑴~⑸の作業を再度行う。その際に⑶で塩酸を加える前にBTB 溶液を加えると, 樹脂を着色することができる。 ホルマリン 尿素 溶かす アルミカップに入れる 塩酸を加える 図1 図2 は,プラスチックを作る過程で,その原料をいくつかの成分に分離する工程の装置図であ る。 A B C D E 原油 図2 プラスチックの原料となる代表的な物質としてエチレンがある。エチレンは水素原子と炭素原 子からできており,図3 のように他の原子と結合する部分を水素原子は1 本,炭素原子は4 本 もっている。また,図4 はエチレンの分子式と構造式を示したものである。 H 他の原子と結合する部分 他の原子と結合する部分 C 図3 分子式 C2H4 Cが2 個 Hが4 個H H H C C 構造式 二重結合 単結合 図4 エチレン中の水素原子や炭素原子は互いに結合をしている。炭素原子は4 本の結合する部分の うち,2 本をそれぞれ2 個の水素原子と結合し,残りの2 本の結合する部分を,もう一方の炭素 原子と結合している。エチレンのように炭素原子間に二重結合をもっていると,二重結合を切り 開き他の分子と次々に結合する付加重合により,高分子化合物になるものもある。
問5 次に示す分子式の物質のうち,付加重合により高分子化合物になる物質として適切なもの を,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は4のC3H6です。付加重合は、分子の中の二重結合が開いて次々につながる反応なので、二重結合をもつ物質が必要です。C3H6はプロペンで、炭素どうしの二重結合をもちます。1のCH4(メタン)、3のC2H6(エタン)はすべて単結合で、2のH2は水素分子なので、いずれも付加重合しません。二重結合があるかどうかが、見分ける手がかりになります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成

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