問4 下線部イオン化傾向が大きい金属ほど反応しやすいについて,金属はその種類によ…
(3 ・4 のどちらか1 題を選び解答する) 金属について,問1 ~問5 に答えよ。 人類は古くから自然界で鉱石として存在する金属を様々な方法で取り出して使用してきた。金 属を鉱石から取り出す方法には「イオン化傾向」が関わっている。イオン化傾向とは,金属が溶液 中で陽イオンになる性質の大きさのことである。イオン化傾向が小さい金属は反応しにくく,自 然に産出したり,取り出しやすかったりする。一方で,イオン化傾向が大きい金属ほど反応しや すいため,化合物になりやすく,取り出すのに技術が必要であった。図は金属をイオン化傾向の 大きさの順番に並べたものである。 Li K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H2)Cu Hg Ag Pt Au (大) (小) イオン化傾向 図
問4 下線部イオン化傾向が大きい金属ほど反応しやすいについて,金属はその種類によって, 空気中の酸素と反応してさびるものがある。表2 は金属のさびの防止方法とその説明であ る。表2 の ア ウ に当てはまる語句の組合せとして正しいものを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
表2 方 法 説 明 ア 他の金属で表面を覆い,内部を保護する。 イ 表面に金属以外の物質をぬる。 ウ 他の金属を混ぜて性質を変える。
- 1 ア:塗装 イ:めっき ウ:合金他の金属で覆う方法はめっきで、塗装は金属以外の物質をぬる方法です。
- 2 ア:塗装 イ:合金 ウ:めっき3つの方法の名前が、説明と合っていません。
- 3 ア:めっき イ:合金 ウ:塗装めっきは正しいものの、イとウの割り当てが入れ替わっています。
- 4 ア:めっき イ:塗装 ウ:合金金属で覆うのがめっき、物質をぬるのが塗装、混ぜるのが合金です。
- 5 ア:合金 イ:塗装 ウ:めっき他の金属で覆う方法は合金ではなくめっきです。
- 6 ア:合金 イ:めっき ウ:塗装3つの方法の名前が、説明と合っていません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。他の金属で表面を覆って内部を守る方法はめっきです。トタンやブリキがその例になります。表面に金属以外の物質をぬる方法は塗装で、塗料の膜が空気や水をさえぎります。そして他の金属を混ぜて性質を変える方法が合金で、ステンレス鋼のようにさびにくい材料をつくれます。3つの方法を、さびを防ぐしくみの違いとあわせて覚えておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成