問2 下線部蒸気を出しながら固まりとあるが,この樹脂は熱により固くなる性質がある…
(3 ・4 のどちらか1 題を選び解答する) プラスチックについて,問1 ~問5 に答えよ。 プラスチックを作ろう 目的 高分子化合物の一種であるプラスチックを作り,その理解を深める。 手順 ⑴ 試験管に尿素2 g を測り取る。 ⑵ ⑴の試験管にホルマリン5 mL を加え,尿素を溶かす。 ⑶ 溶かしたものをアルミカップに入れ,塩酸を加える。 ⑷ しばらく放置すると蒸気を出しながら固まり,プラスチックが生成する。 ⑸ カップから取り出し,手触りを確認する。 ⑹ ⑴~⑸の作業を再度行う。その際に⑶で塩酸を加える前にBTB 溶液を加えると, 樹脂を着色することができる。 ホルマリン 尿素 溶かす アルミカップに入れる 塩酸を加える 図1
問2 下線部蒸気を出しながら固まりとあるが,この樹脂は熱により固くなる性質がある。この 性質をもつプラスチックの総称と,プラスチックの具体例の組合せとして正しいものを,次 の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 総称:熱凝固性樹脂 具体例:ポリエチレンテレフタラート熱凝固性樹脂という呼び名はなく、またペットボトルの材料は加熱でやわらかくなる樹脂です。
- 2 総称:熱凝固性樹脂 具体例:フェノール樹脂具体例は正しいのですが、この性質をもつ樹脂の総称は熱硬化性樹脂です。
- 3 総称:熱硬化性樹脂 具体例:ポリエチレンテレフタラート総称は正しいのですが、ポリエチレンテレフタラートは熱可塑性樹脂です。
- 4 総称:熱硬化性樹脂 具体例:フェノール樹脂加熱して硬くなる樹脂の総称が熱硬化性樹脂で、フェノール樹脂はその代表例です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。総称は熱硬化性樹脂です。加熱すると分子どうしが網目状に結びついて硬くなり、いちど固まると再び加熱してもやわらかくならないプラスチックをこう呼びます。熱凝固性樹脂という呼び名はありません。具体例はフェノール樹脂です。フェノール樹脂は尿素樹脂やメラミン樹脂と同じ熱硬化性樹脂の仲間で、電気部品や食器などに使われます。ポリエチレンテレフタラートはペットボトルの材料で、加熱するとやわらかくなる熱可塑性樹脂です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成