問4 地中に化合物として存在する金属は,単体として取り出してもそのままではさびて…
(3 ・4 のどちらか1 題を選び解答する) 身近に利用されている金属について,問1 ~問5 に答えよ。
問4 地中に化合物として存在する金属は,単体として取り出してもそのままではさびてしま う。さびについて説明する文として適切でないものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 さびると金属のもつ特有の光沢や強度が失われることが多い。さびると光沢が失われ、もろくなることが多いのは正しい説明です。
- 2 さびは金属が空気中に多く含まれる窒素と反応することにより生じる。さびは酸素や水との反応で生じます。窒素は常温では反応しにくく、さびの原因ではありません。
- 3 さびの主成分は,金属の酸化物や水酸化物などである。さびの主成分が酸化物や水酸化物であるというのは正しい説明です。
- 4 空気中でさびない金属も存在する。金属のさびを防ぐ方法の一つに,金属の表面を他の金属で覆って保護する,めっきという方法がある。ブリキは鉄の表面にスズをめっきしたもので,トタンは鉄の表面に亜鉛をめっきしたものである。どちらも鉄がさびるのを防いでいるが,その性質により用途は異なっている。金や白金は空気中でほとんどさびません。正しい説明です。
解説
正解は2です。さびは、金属が空気中の酸素や水と反応してできるもので、その主成分は酸化物や水酸化物です。空気中でいちばん多い気体は窒素ですが、窒素は常温ではほとんど反応しないため、さびの原因にはなりません。したがって窒素と反応して生じるという記述が適切ではありません。なお金や白金のように、空気中でほとんどさびない金属もあります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成