問5 試験管Fで生じた変化の名称と,その変化により試験管Fに含まれていることが分…
(3 ・4 のどちらか1 題を選び解答する) 栄養素について,問1 ~問5 に答えよ。 栄養素の性質を学ぼう 目的 食品に含まれる栄養素の性質の理解を深める。 手順 ⑴ 試験管A~Dにデンプン溶液を用意する。 ⑵ 試験管B,Dにアミラーゼを加え,試験管A,Bは冷水に浸し,試験管C,Dは 35 ℃の温水に浸し,20 分放置する。 ⑶ 試験管E,Fに,卵白を水に溶かした溶液を用意する。 ⑷ 試験管A~Dにヨウ素液を加える。 ⑸ 試験管Eに沸騰石を加え,ガスバーナーで沸騰するまで加熱したあと,放冷する。 ⑹ 試験管Fに水酸化ナトリウム水溶液と硫酸銅(Ⅱ)水溶液を加える。 結果 以下に⑷~⑹の操作を行った結果を記入する。 試験管 A B C D E F 結果 青紫色に 変色した。 青紫色に 変色した。 青紫色に 変色した。 ヨウ素液の 色が残った。 白い濁りが 生じた。 赤紫色に 変色した。 図
問5 試験管Fで生じた変化の名称と,その変化により試験管Fに含まれていることが分かる成 分の組合せとして適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
| 試験管 | A | B | C |
|---|---|---|---|
| 行った操作 | デンプン溶液を冷水に浸し,20 分放置した。 | デンプン溶液にアミラーゼを加え,冷水に浸し,20 分放置した。 | デンプン溶液を温水に浸し,20 分放置した。 |
| 試験管 | D | E | F |
| 行った操作 | デンプン溶液にアミラーゼを加え,温水に浸し,20 分放置した。 | 卵白を水に溶かした溶液を用意した。 | 卵白を水に溶かした溶液を用意した。 |
- 1 変化の名称:キサントプロテイン反応 成分:タンパク質成分は正しいのですが、キサントプロテイン反応は濃硝酸を使って黄色くなる反応です。
- 2 変化の名称:キサントプロテイン反応 成分:脂質反応の名称も成分も誤りです。赤紫色になるのはビウレット反応で、示す成分はタンパク質です。
- 3 変化の名称:ビウレット反応 成分:タンパク質水酸化ナトリウム水溶液と硫酸銅(Ⅱ)水溶液で赤紫色になるのがビウレット反応で、タンパク質を示します。
- 4 変化の名称:ビウレット反応 成分:脂質反応の名称は正しいのですが、ビウレット反応が示すのは脂質ではなくタンパク質です。
解説
正解は3です。試験管Fには卵白を水に溶かした溶液が入っており、水酸化ナトリウム水溶液と硫酸銅(Ⅱ)水溶液を加えたところ赤紫色に変色しました。これはビウレット反応で、タンパク質が含まれていることを示します。キサントプロテイン反応は濃硝酸を加えて加熱したときに黄色くなる反応で、使った薬品も色も異なります。どちらもタンパク質を調べる反応ですが、加える薬品と現れる色が違いますので、対にして覚えておくと確実に区別できます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00011.htm)を加工して作成