問4 ヨーグルトは,微生物である乳酸菌が牛乳に含まれる物質を分解し,乳酸が生成す…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) 食品と微生物の関わりについて,問1 ~問5 に答えよ。 ヨーグルトは,次の手順でつくられる。 1 .熱湯で消毒したガラス瓶に市販の未開封の牛乳1 Lを入れる。 2 .牛乳に市販のプレーンヨーグルトを大さじ1 杯入れ,よく混ぜる。 3 .ガラス瓶に入った牛乳を一晩発酵させるとヨーグルトができる。
問4 ヨーグルトは,微生物である乳酸菌が牛乳に含まれる物質を分解し,乳酸が生成すること でつくられる。乳酸菌が乳酸を生成する物質として正しいものを,次の1 ~4 のうちから一 つ選べ。
- 1 脂肪脂肪は乳酸のもとにはなりません。脂肪を分解しても乳酸は生じません。
- 2 炭水化物牛乳に含まれる乳糖という炭水化物が分解されて乳酸になります。
- 3 タンパク質タンパク質は乳酸によって固まる側で、乳酸のもとになる物質ではありません。
- 4 カルシウムカルシウムは無機物で、分解されて乳酸になることはありません。
解説
正解は2です。乳酸菌は、牛乳に含まれる乳糖という糖、つまり炭水化物を分解して乳酸をつくります。生じた乳酸によって牛乳が酸性になると、牛乳のタンパク質が固まってヨーグルトができます。脂肪やタンパク質、カルシウムは乳酸のもとにはなりません。発酵は、微生物が糖を分解してエネルギーを得るはたらきである、と押さえておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00010.htm)を加工して作成