問3 平野部を流れる河川は,曲がった部分の外側と内側で流水から受ける力が異なるた…
(7 ・8 のどちらか1 題を選び解答する) 日本の地形や景観,災害に関する文章を読み,問1 ~問5 に答えよ。 日本の降水量は季節ごとの変動が激しく,梅雨期と台風期に集中している。日本には年平均約 1700 mm の降水があり,これらの降水は河川となって大地を侵食し,土砂を運搬して地形をつ くる。日本列島の景観は,河川や降水による働きと,火山や地震などの地殻変動によって形づく られたものである。
問3 平野部を流れる河川は,曲がった部分の外側と内側で流水から受ける力が異なるため,だ んだんと蛇行するようになる。蛇行が進み,蛇行した部分が取り残されてできた地形の名称 として適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 扇状地扇状地は、山地から平地へ出たところに土砂が扇形に積もってできる地形です。
- 2 カルデラ湖カルデラ湖は、火山の大きなくぼ地に水がたまってできた湖です。
- 3 三日月湖蛇行の一部が取り残されてできる三日月形の湖です。
- 4 氾濫原氾濫原は、洪水のときに水があふれる川沿いの平らな低地のことです。
解説
正解は3です。蛇行した川では、曲がりの外側で流れが速く侵食が進み、内側では流れが遅く土砂がたまります。この差で蛇行がしだいに大きくなり、やがて根もとがつながって流れが短い方へ移ると、取り残された部分が三日月の形の湖として残ります。これが三日月湖です。北海道の石狩川の流域などに見られます。川の流れが地形を変えていく代表的な例なので、扇状地や三角州とあわせて整理しておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00009.htm)を加工して作成