問5 微生物と医療について説明した文として適切でないものを,次の1 ~4 のうち…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) 微生物と人間生活について,問1 ~問5 に答えよ。
問5 微生物と医療について説明した文として適切でないものを,次の1 ~4 のうちから一つ選 べ。
- 1 抗生物質とは,微生物によってつくられた医薬品であり,他の微生物の増殖を妨げるはたらきをもつ。抗生物質は微生物が作る物質で、ほかの微生物の増殖を抑えます。正しい説明です。
- 2 病原体には,WHO により1980 年に根絶が宣言された天然痘ウイルス,その他にインフルエンザウイルスや結核菌が含まれる。天然痘は1980年に根絶が宣言されました。結核菌やインフルエンザウイルスも病原体です。
- 3 遺伝子組換え技術により,大腸菌を利用してヒトのインスリンが合成できるようになった。遺伝子組換えによって大腸菌にヒトのインスリンを作らせる技術は、実用化されています。
- 4 予防接種とは,毒性を弱めないで病原体をそのまま接種し,人工的に免疫力を高める予防方法である。予防接種では毒性を弱めたものを使います。そのまま接種するという部分が誤りです。
解説
正解は4です。予防接種では、毒性を弱めた病原体や、無害にした病原体、病原体が作る毒素を弱めたものをワクチンとして接種します。毒性をそのままにして接種することはありません。体にあらかじめ免疫をつくらせておき、本当に感染したときにすばやく対応できるようにするのが目的です。ほかの3つは、いずれも微生物と医療の正しい説明です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00007.htm)を加工して作成