問2 文中の C , D に入る物質名や技術名の組合せとして適切なものを,次の1…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) 微生物と医療のかかわりについて,問1 ~問5 に答えよ。 1929 年にイギリスのフレミングがアオカビから,感染症治療に劇的な効果がある A を 発見した。1944 年にアメリカの B は,土の中の放線菌からストレプトマイシンがつくり 出されることを発見した。 A やストレプトマイシンは,他の生物の生育や機能を阻害する C で,細菌が原因となるさまざまな病気の治療や予防に効果をもたらし,多くの命を救っ てきた。 1980 年代になると,ある微生物の細胞にヒトから取り出したDNAを導入してインスリンを 多量に生産させる D という技術が可能となった。その後も,この技術を用いて,微生物が つくるさまざまな医薬品が開発されている。
問2 文中の C , D に入る物質名や技術名の組合せとして適切なものを,次の1 ~ 4 のうちから一つ選べ。
- 1 C:ワクチン D:バイオテクノロジーDは正しいのですが、ワクチンは免疫をつけるための製剤で、生育を妨げる物質ではありません。
- 2 C:ワクチン D:バイオレメディエーションCもDも誤りです。バイオレメディエーションは汚染された環境を微生物で浄化する技術です。
- 3 C:抗生物質 D:バイオテクノロジー生育を妨げる物質が抗生物質、微生物にDNAを導入して生産させる技術がバイオテクノロジーです。
- 4 C:抗生物質 D:バイオレメディエーションCは正しいのですが、インスリンを生産させる技術はバイオレメディエーションではありません。
解説
正解は3です。Cには抗生物質が入ります。ペニシリンやストレプトマイシンのように、微生物がつくり出し、他の微生物の生育や機能を妨げる物質を抗生物質といいます。Dにはバイオテクノロジーが入ります。微生物の細胞にヒトのDNAを導入してインスリンをつくらせる技術は、生物のはたらきを利用して有用なものを生産するバイオテクノロジーの代表例です。ワクチンは免疫をつけさせる製剤、バイオレメディエーションは微生物を使って汚染された環境を回復させる技術です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00001.htm)を加工して作成