問1 文中の A , B に入る物質名や人物名の組合せとして適切なものを,次の1…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) 微生物と医療のかかわりについて,問1 ~問5 に答えよ。 1929 年にイギリスのフレミングがアオカビから,感染症治療に劇的な効果がある A を 発見した。1944 年にアメリカの B は,土の中の放線菌からストレプトマイシンがつくり 出されることを発見した。 A やストレプトマイシンは,他の生物の生育や機能を阻害する C で,細菌が原因となるさまざまな病気の治療や予防に効果をもたらし,多くの命を救っ てきた。 1980 年代になると,ある微生物の細胞にヒトから取り出したDNAを導入してインスリンを 多量に生産させる D という技術が可能となった。その後も,この技術を用いて,微生物が つくるさまざまな医薬品が開発されている。
問1 文中の A , B に入る物質名や人物名の組合せとして適切なものを,次の1 ~ 4 のうちから一つ選べ。
- 1 A:ペニシリン B:ワクスマンアオカビから見つかった抗生物質がペニシリン、ストレプトマイシンを発見したのがワクスマンです。
- 2 A:コンパクチン B:ワクスマンBは正しいのですが、コンパクチンはコレステロールに関わる物質で、感染症の治療薬ではありません。
- 3 A:ペニシリン B:パスツールAは正しいのですが、パスツールは19世紀の研究者で、ストレプトマイシンの発見者ではありません。
- 4 A:コンパクチン B:パスツールAもBも誤りです。ペニシリンを発見したのがフレミング、ストレプトマイシンがワクスマンです。
解説
正解は1です。Aにはペニシリンが入ります。1929年にイギリスのフレミングがアオカビから発見した物質で、世界で初めて実用化された抗生物質として多くの命を救いました。Bにはワクスマンが入ります。アメリカのワクスマンは1944年に土の中の放線菌からストレプトマイシンを発見し、結核の治療に道を開きました。コンパクチンはコレステロールを下げる薬のもとになった物質で、感染症の治療薬ではありません。パスツールは19世紀に低温殺菌法やワクチンの研究で知られる人物です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00001.htm)を加工して作成