問1 ミツルさんは,千葉県南房総市の地域調査の予備調査として地域課題を調べるため…
生活圏の調査と地域の展望に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問1 ミツルさんは,千葉県南房総市の地域調査の予備調査として地域課題を調べるため, 資料1 ~資料4 を得た。これらの資料から読み取った内容として不適切なものを,あとの 1 ~4 のうちから一つ選べ。
資料1 南房総市の位置と東京駅から約70 km の2 つの駅までの経路を示した図 70 km 東京湾横断道路 (東京湾アクアライン) 自動車の経路 鉄道の経路 南房総市 (「地理院地図」などにより作成) 資料2 東京駅から小田原駅,富浦駅への交通手段別所要時間 交通手段別所要時間 自動車 鉄道 小田原駅 約75 分 約80 分 富浦駅 約80 分 約160 分 注)・2025 年1 月の平日午前10 時に出発した場合 ・鉄道は特急列車を使用しない (「Google Maps」などにより作成) 資料3 市町村別高齢化率 資料4 市町村別製造品出荷額比率 高位 中位 低位 高位 中位 低位 注)人口における65 歳以上が占める割合を高齢化率とする。 (令和2 年国勢調査資料により作成)
- 1 資料1 と資料2 から,東京駅から富浦駅まで鉄道で移動した場合,東京駅から小田原駅まで鉄道で移動するより所要時間が約2 倍かかることが分かる。約160分と約80分なので、およそ2倍という読み取りは正しいです。
- 2 資料3 から,南房総市は高齢化率が高位であり,南房総市と境界を接する市町村も同じ傾向がみられる。南房総市と周辺で高齢化率が高位であることは資料3から読み取れます。
- 3 資料4 から,南房総市を含め,海に面した市町村ではいずれも製造品出荷額比率が低位である。海に面していても、製造品出荷額比率が高位の市町村があります。
- 4 資料1 と資料4 から,東京駅から70 km を超える位置であっても,製造品出荷額比率が高位の市町村が存在する。70kmを超えた位置にも高位の市町村があることは読み取れます。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。この問いは不適切なものを選ぶ形です。資料4を見ると、海に面した市町村の中にも製造品出荷額比率が高位のところがあるので、いずれも低位だとする3は当てはまりません。残る3つは、富浦駅までの鉄道の所要時間が小田原駅までのおよそ2倍であること、南房総市とその周辺で高齢化率が高いこと、遠くにも出荷額比率の高い市町村があることを正しく読み取っています。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成