問3 ヒナさんは,遠野市の産業や交通の変化に興味をもち,資料7 と資料8 を得た…
生活圏の調査と地域の展望に関して,問1 ~問4 に答えよ。
問3 ヒナさんは,遠野市の産業や交通の変化に興味をもち,資料7 と資料8 を得た。これらの 資料から読み取った内容として不適切なものを,あとの1 ~4 のうちから一つ選べ。
資料7 遠野市における産業別純生産額の推移 2018(年) 1,000 1,200 (億円) 第一次産業 第二次産業 第三次産業 注)純生産額は1 年間に生産された付加価値の総額のことであり,経済規模を表す指標である。 (「遠野市過疎地域自立促進計画」などにより作成) 資料8 遠野市とその周辺地域における陰影起伏図と高速道路区間の開通時期 凡例 インターチェンジ ジャンクション 高速道路 2000 年以前から開通 2001~2005 年までに開通 2006~2010 年までに開通 2011~2015 年までに開通 2016 年以降に開通 (国土数値情報により作成)
- 1 資料7 から,1985 年と2010 年における第一次産業の純生産額を比べると,2010 年は1985 年の半分以下に減少していることが分かる。第一次産業の純生産額が半分以下に減っていることは読み取れます。
- 2 資料8 から,遠野市を通過する高速道路は,2015 年までに全線が開通したことが分かる。2016年以降に開通した区間があり、2015年までの全線開通ではありません。
- 3 資料8 から,内陸部を縦断する高速道路と沿岸部を縦断する高速道路を比べると,内陸部を縦断する高速道路の方が起伏の少ない土地を通過していることが分かる。内陸部のほうが起伏の少ない土地を通ることは図から読み取れます。
- 4 資料7 と資料8 から,内陸部を縦断する高速道路と,遠野市が高速道路でつながった2011~2015 年の間に第二次産業の純生産額は大きく増加していることが分かる。高速道路でつながった時期についての読み取りは資料と合っています。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2です。この問いは不適切なものを選ぶ形です。資料8の凡例には2016年以降に開通した区間が示されており、遠野市を通る高速道路は2015年までに全線が開通したわけではありません。したがって2が資料と合いません。残る3つは、第一次産業の純生産額の減り方、内陸部と沿岸部の起伏の違い、高速道路でつながった時期について、正しく読み取っています。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成