問1 文中の ア に入るものとして最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ…
太陽系について科学的に探究した。問1 ~問4 に答えよ。 太陽からの距離と天体について整理した場面 恒星からの距離は,天体に大きな影響を与える。これは主に,恒星から受け取る熱の違いが理 由である。太陽系においては, ア の間で惑星の密度は大きく変化する。恒星からほどよく 離れ,惑星表面に液体の水が存在することに適した範囲をハビタブルゾーンといい,図1 に示さ れるように,地球は太陽系のハビタブルゾーンの範囲内にある。この範囲は恒星の状態によって 変化する。もしも太陽がもっと表面温度の高い恒星であったならば,ハビタブルゾーンの範囲は 異なっていただろう。現在の木星や土星は,ハビタブルゾーンの外側に位置している。太陽から さらに遠く離れた天王星と海王星は巨大氷惑星とも呼ばれ,どちらも,固体部分のほとんどが氷 で形成された天体で,地球からは青っぽい色に見えるなど共通した特徴がある。さらに太陽から 離れた場所には,オールトの雲と呼ばれる氷を主体とした天体の集団があるとされている。 ハビタブルゾーンの範囲 太陽 水 地 金 火 図1 現在のハビタブルゾーンの模式図の一例 ただし,惑星間の相対的な距離や大きさの関係は正確ではない。
問1 文中の ア に入るものとして最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 金星と地球金星と地球はどちらも地球型惑星で、密度に大きな差はありません。
- 2 地球と火星地球と火星はどちらも地球型惑星で、密度に大きな差はありません。
- 3 火星と木星火星までが地球型、木星からが木星型で、ここで密度が大きく変わります。
- 4 木星と土星木星と土星はどちらも木星型惑星で、密度に大きな差はありません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3の火星と木星です。太陽系の惑星は、太陽に近い順に水星・金星・地球・火星が岩石と金属でできた地球型惑星で、木星から外側は水素やヘリウム、氷を多く含む木星型惑星です。そのため平均密度は、火星と木星の間で大きく変わります。火星と木星の間には小惑星帯があり、ここが2つのグループの境目にあたります。密度の大きな変化は、この境目で起きると覚えておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成