問2 下線部日本はとても洪水の被害が多い国について,図3 と図4 のグラフからそ…
洪水について科学的に探究した。問1 ~問4 に答えよ。 ハザードマップについて考察する場面 ダイキ:ハザードマップ検索サイトからある地域の洪水のハザードマップと指定緊急避難場所の 地点(図1 ),土砂災害のハザードマップ(図2 )を印刷してみたよ。 サクラ:これらのハザードマップと指定緊急避難場所を見てみると A ことが分かるね。 浸水の深さ 3.0 ~5.0 m 0.0 ~3.0 m 海 指定緊急避難 場所(洪水) 図1 洪水と指定緊急避難場所のハザードマップ(ハザードマップポータルサイトWeb サイトより作成) 海 特別警戒区域 及び警戒区域 急斜地の崩壊 土石流 地すべり 図2 土砂災害のハザードマップ(ハザードマップポータルサイトWeb サイトより作成) ダイキ:日本はとても洪水の被害が多い国だけど,それにはいくつかの理由があるよ。 標高 (m) 常願寺川 ロアール川 コロラド川 ミシシッピ川 アマゾン川 河口からの距離(km) 図3 日本と外国の河川の縦断面曲線(高橋裕「河川工学」東京大学出版会より作成) 降水量(mm/年) インドネシア フィリピン 日本 スイス タイ 世界平均 米国 フランス 中国 オーストラリア イラン 図4 各国の年間降水量(国土交通省Web サイトより作成)
問2 下線部日本はとても洪水の被害が多い国について,図3 と図4 のグラフからその理由を述 べた次の文の B と C に入る語と数値の組合せとして最も適当なものを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
「日本の河川は外国の河川よりも全長が短く,勾配が B ため,短時間で川が増水す ることが多い。また,降水量も世界の平均の約 C 倍と高いため洪水が発生する頻度も 高くなっている。」
- 1 B:小さい C:2日本の川は山地から海まで近く、勾配は小さくありません。
- 2 B:小さい C:3勾配の説明も、降水量の倍率も当てはまりません。
- 3 B:大きい C:2勾配が大きく、降水量も世界平均の約2倍あることが理由です。
- 4 B:大きい C:3勾配は正しいものの、降水量は世界平均の約2倍です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。日本の河川は大陸の河川と比べて全長が短く、山地から海までの距離が近いので勾配が大きくなります。そのため降った雨が一気に流れ下り、短時間で川が増水しやすくなります。また日本の年間降水量は世界の平均のおよそ2倍にあたるので、雨の量そのものも多くなります。短い川・急な勾配・多い降水量という3つが重なるため、日本は洪水が起こりやすい条件のそろった国だといえます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成