問2 下線部模様の名称として最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
太陽に関する問1 ~問4 に答えよ。 太陽からは様々な波長の電磁波が放射されており,肉眼で見ている太陽の光は A に相当 する。太陽の観測は地上だけでなく,大気の影響を受けにくい人工衛星からも行われている。ま た,観測する電磁波の種類を変えることで太陽の様々な姿を見ることができる。図1 は国立天文 台の三鷹太陽地上観測による光球の画像である。図2 は太陽観測衛星「ひので」によるもので,光 球を拡大した時に見ることができる模様が地上よりも詳しく観測できる。この模様は,光球の下 で対流があるために見られるものである。図3 は太陽観測衛星「ようこう」による,短い波長の電 磁波で観測した画像で,彩層の外側に広がる太陽大気層である B が見られる。 B は 皆既日食のときには,地上から肉眼でも観察できる。 図1 太陽の光球 図2 光球表面の模様 (©国立天文台/JAXA) 図3 彩層の外側に広がる太陽大気層(JAXA のweb サイトより) ⒜ ⒝
問2 下線部模様の名称として最も適当なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 粒状斑光球の下の対流によってできる、粒のような模様です。
- 2 紅炎(プロミネンス)紅炎は、彩層から吹き上がるガスのことです。
- 3 黒点黒点は磁場が強く、まわりより温度の低い部分です。
- 4 白斑白斑は、黒点のまわりに見える明るい部分です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1の粒状斑です。光球の表面に見える細かい粒のような模様を粒状斑といい、光球の下で起きている対流によってできます。明るい部分は上昇してきた高温のガス、暗い境目は下降する低温のガスです。2の紅炎は彩層から吹き上がるガス、3の黒点は磁場が強く温度の低い部分、4の白斑は黒点のまわりに見える明るい部分で、いずれも対流による模様ではありません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00009.htm)を加工して作成