問3 元禄地震では津波が発生し多くの人が被害にあった。津波について述べた文として…
地震に関する問1 ~問4 に答えよ。 関東地方から四国地方の太平洋沿岸では,マグニチュード7 から8 クラスの地震が周期的に発 生している。地震発生により海岸付近で隆起が起こり,海岸線の位置が変化して,階段状の地形 が形成されることがある。 図1 は太平洋沿岸の海岸で見られた階段状の地形である。この地形は波の侵食によってできた 平坦面が地震によって隆起してできたものである。平坦面は当時の海水面とほぼ一致し,A面が 関東地震(1923 年)以前の海水面で,B面が元禄地震(1703 年)以前の海水面であると推定できた。 A面 B面 図1 階段状の地形
問3 元禄地震では津波が発生し多くの人が被害にあった。津波について述べた文として誤って いるものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 津波が到着すると,海面が上昇した状態が長く続き,大量の海水が陸地に流れ込むことがある。津波は引き波と押し波が続き、長い時間にわたって影響が残ります。
- 2 津波は,震源付近の海岸だけでなく,広範囲に被害をもたらすことがある。遠くの地震による津波が、日本の沿岸に届くこともあります。
- 3 津波は,断層のずれに伴い,海底が隆起あるいは沈降することによって発生する。海底が動くことで海水全体が持ち上げられ、津波になります。
- 4 津波は一度しかこないので,1 回の波をやり過ごせば安心である。津波はくり返し来るので、1回で終わりではありません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。津波は何度もくり返し押し寄せ、あとから来る波のほうが大きいこともあります。1回やり過ごせば安心だという記述は誤りで、警報が解除されるまで避難を続けることが大切です。1の海面が上昇した状態が続くこと、2の広い範囲に被害が及ぶこと、3の海底の隆起や沈降で発生することは、いずれも正しい内容です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成