問1 下線部惑星の成り立ちに関して,地球の海の形成について述べた文として最も適当…
太陽系の惑星と形成過程に関する問1 ~問4 に答えよ。 2005 年の小惑星探査機「はやぶさ」による小惑星「イトカワ」の探査に続いて,2019 年には,図1 のように「はやぶさ2 」による小惑星「リュウグウ」の探査が行われた。 太陽系が形成される初期には,微惑星が衝突・合体し,原始惑星を形成した。小惑星は,微惑 星がそのまま残っていたり,原始惑星が再び砕けたりしたものである。小惑星を探査すること は,太陽系の起源や惑星の成り立ち,生命の原材料物質の解明などにつながるとされている。 惑星は,太陽からの距離に応じて性質の異なる二つのグループに分けられ,そのグループは 地球型惑星と木星型惑星とよばれている。木星型惑星は,地球型惑星に対して質量や半径は大き いが,密度は小さい。また,衛星の数は A ,氷や岩石からなるリング(環)を B 。し かし,それぞれのグループの中でも,大気や内部構造などには,大きな違いがある。 図1 小惑星探査機「はやぶさ2 」と小惑星「リュウグウ」のイメージ図 (JAXA のWeb サイトより)
問1 下線部惑星の成り立ちに関して,地球の海の形成について述べた文として最も適当なもの を,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 原始大気中に含まれていた水蒸気が冷やされて,雨となって降ることで形成された。原始大気の水蒸気が冷えて雨となり、海になりました。
- 2 地球が冷えてかたまったとき,プレート境界から水が出てきて形成された。プレート境界から水が出てきてできたのではありません。
- 3 オーロラと大気の化学反応によってつくられた水が,地表に広がって形成された。オーロラと大気の反応で水ができるわけではありません。
- 4 生物の活動によってつくられた水が,数億年かけて地表に広がって形成された。海ができたのは、生物が現れるより前のことです。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。原始地球の大気には、微惑星から放出された水蒸気が大量に含まれていました。地表が冷えると水蒸気は雲になり、長い時間にわたって雨として降り続け、低いところにたまって原始海洋ができたと考えられています。2のプレート境界から出てきたのでも、3の化学反応や4の生物の活動によってつくられたのでもありません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成