問3 文中の A と B に入る語句の組合せとして最も適当なものを,次の1 ~4…
太陽に関する問1 ~問4 に答えよ。 図1 は太陽の一生を表した模式図である。現在の太陽が光り輝いているのは,中心部の核融合 反応によるものである。核融合反応は,太陽の誕生初期には起きておらず,原始太陽の内部が重 力によって A し,温度が B することで始まった。現在の太陽で起きている核融合反 応は約50 億~60 億年後には変化し,太陽は C の段階に進むとみられている。さらに時間 が経ち,外側のガスを穏やかに放出し,核融合反応が停止すると太陽は終末を迎えることにな る。 現在の太陽 誕生初期 核融合反応のはじまり 核融合反応の変化 核融合反応の停止 図1 太陽の一生 この模式図では,太陽の各段階の時間は正確には表現されていない。 (NASA のweb サイトにより作成) ⒜ ⒝
問3 文中の A と B に入る語句の組合せとして最も適当なものを,次の1 ~4 のう ちから一つ選べ。
- 1 A:収縮 B:上昇重力で収縮すると内部の圧力と温度が上がり、核融合反応が始まる条件がそろいます。
- 2 A:収縮 B:低下Aは正しいのですが、収縮すると温度は上がります。温度が下がっては核融合は始まりません。
- 3 A:膨張 B:上昇Bは正しいのですが、重力ははたらく向きから考えて、内部を膨張させるものではありません。
- 4 A:膨張 B:低下AもBも誤りです。重力で縮み、圧力と温度が上がることで核融合反応が始まります。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。Aには収縮が入ります。原始太陽は、まわりのガスや塵が自分の重力で中心に向かって集まり、体積を小さくしていきました。Bには上昇が入ります。収縮するとガスが押し縮められて内部の圧力が高まり、それにつれて温度も上がります。中心部の温度が1000万Kほどに達したところで、水素がヘリピウムに変わる核融合反応が始まり、太陽は安定して輝くようになりました。重力で縮む、圧力が上がる、温度が上がる、という順につながっている点をおさえましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成