各種の会議やイベントなどに関する記述として最も妥当なのはどれか。
各種の会議やイベントなどに関する記述として最も妥当なのはどれか。
- ⑴ 2023年、主要七か国首脳会議が広島で、20か国・地域首脳会議が伊勢志摩で開催された。主要七か国首脳会議では、ウクライナの大統領が来日し、国際情勢などが議論された。20か国・地域首脳会議では、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持し、強化すると明記した首脳宣言が発表された。主要七か国首脳会議の首脳が訪問した厳島神社(宮島)は、鎌倉時代、蒙古襲来(元寇)に対する戦勝祈願のため北条政子によって造営されたものである。2023年のサミットは広島で開かれ、伊勢志摩で開かれたのは2016年です。
- ⑵ クールジャパンとは、外国人が「クール(かっこいい)」と捉えるマンガ・アニメを発信源として、インバウンド需要の拡大を目指すものである。その一環として、2023年、コミックマーケットを福岡で、ジャパン・エキスポを札幌で開催し、多くの外国人観光客が会場を訪れた。このように注目を集めている日本のマンガの原点は、その描写と風刺性から、明治時代に雪舟が描いた屏風絵の「鳥獣人物戯画」であるとされている。「鳥獣人物戯画」は平安時代から鎌倉時代の絵巻で、雪舟の屏風絵ではありません。
- ⑶ 沖縄にはかつて中継貿易を盛んに行っていた琉球王国があり、日本政府は、明治時代に沖縄県を設置した。その後、第二次世界大戦中に米軍が沖縄に上陸し、沖縄は、戦後のサンフランシスコ平和条約調印後も米国の施政権下に置かれたが、1972年に日本に復帰した。2022年、沖縄は復帰から50年を迎え、沖縄と東京の2会場を中継で結んで沖縄復帰50周年記念式典が開催された。沖縄の歴史と、復帰50周年の記念式典が正しく書かれています。
- ⑷ 関東大震災は、ユーラシアプレートの内部で発生したプレート内地震により、関東平野北部を中心に甚大な被害をもたらした災害である。2023年は関東大震災から100年の節目で、「関東大震災100年」をテーマとするイベントが各地で開催された。関東大震災が起きた1923年には、明治天皇の暗殺を計画したとして、吉野作造、内村鑑三らが検挙される大逆事件が起きた。関東大震災はプレートの境界で起きた地震で、大逆事件は1910年の事件です。
- ⑸ 日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、カジノを含む統合型リゾートの開業時期に合わせて、2025年に大阪湾の埋立地で開催予定であり、「未来社会の実験場」として「空飛ぶクルマ」の商用飛行などが計画されている。日本初の「万博」である日本万国博覧会は、1960年代に、東京オリンピック開催直前に愛知で開催され、そのシンボルタワーは、岡倉天心制作の「太陽の塔」であった。日本初の万博は1970年に大阪で開かれ、「太陽の塔」は岡本太郎の作です。
解説
正解は⑶です。沖縄にはかつて中継貿易で栄えた琉球王国があり、明治時代に沖縄県が置かれました。第二次世界大戦後は米国の施政権下に置かれ、1972年に日本へ復帰しました。2022年は復帰から50年にあたり、沖縄と東京の2会場を中継で結んで記念式典が開かれました。ほかの選択肢は、開催地や作品の年代、災害の仕組みなどが事実と入れ替わっています。
出典:人事院ホームページ(https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/mondairei/mondairei_15.html)を加工して作成