解糖系の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
解糖系の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 解糖系は、調節を受けない。解糖系は、複数の段階で調節を受けます。
- ⑵ インスリンは、解糖系を抑える。インスリンは、解糖系を促進する方向に働きます。
- ⑶ 解糖系の速さは、酸素の有無で決まる。解糖系の速さは、ホスホフルクトキナーゼなどの活性によって調節されます。
- ⑷ ホスホフルクトキナーゼが、律速の酵素である。この段階が、経路全体の速さを決めます。
- ⑸ 解糖系の反応は、ミトコンドリアで進む。解糖系は、細胞質基質で進みます。ミトコンドリアで進むのは、クエン酸回路と電子伝達系です。
解説
正解は⑷です。解糖系は、細胞質基質でグルコースをピルビン酸まで分解する経路で、いくつかの段階で調節を受けています。中でもホスホフルクトキナーゼが触媒する段階は経路全体の速さを決める律速の段階で、細胞内のエネルギーの状態に応じて活性が変わります。インスリンは解糖系を促進する方向に働き、グルカゴンは抑える方向に働きます。こうして、必要に応じて経路の速さが調節されています。
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