肝硬変の成因に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
肝硬変の成因に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 脂肪性肝疾患から、肝硬変に進むことはない。進行することがあります。
- ⑵ 脂肪性肝疾患を成因とするものが増えている。肥満や糖尿病を背景として増えてきました。
- ⑶ アルコールは、成因には含まれない。多量の飲酒は成因の一つです。
- ⑷ 成因として最も多いのは、自己免疫性肝炎である。自己免疫性肝炎によるものは一部で、ウイルス性肝炎、脂肪性肝疾患、アルコールが多くを占めます。
- ⑸ 肝硬変では、血液中のアルブミンが増加する。肝臓での合成が落ちるため、アルブミンは低下します。
解説
正解は⑵です。肝硬変は、慢性の炎症が続いて肝臓が線維化した状態です。かつてはウイルス性肝炎を成因とするものが多くを占めていましたが、治療の進歩によりその割合は減り、代わって肥満や糖尿病を背景とする脂肪性肝疾患を成因とするものが増えています。多量の飲酒によるものも成因の一つで、自己免疫性肝炎によるものは一部にとどまります。いずれの成因でも肝がんが生じる危険が高まるため、定期的な検査が行われます。
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