便秘および下痢に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
便秘および下痢に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 痙攣性便秘では、不溶性食物繊維を多くとることが勧められる。刺激が強すぎるため、痙攣性便秘では控えます。
- ⑵ 高齢者の便秘では、腸の緊張が高まる痙攣性が最も多い。高齢者では腸の運動が弱まって起こる弛緩性便秘が多くみられます。痙攣性はストレスなどで起こります。
- ⑶ 下痢が続くときは、水分の摂取を控えることが基本である。脱水を防ぐため、水分と電解質の補給が必要です。
- ⑷ 浸透圧性下痢は、腸の粘膜から水分が多く分泌されて起こる。粘膜から水分が分泌されて起こるのは分泌性下痢です。浸透圧性下痢は吸収されない物質が腸に残ることで起こります。
- ⑸ 弛緩性便秘では、食物繊維の摂取が有効である。腸の運動が弱まって起こるため、便量を増やして刺激となる食物繊維が有効です。
解説
正解は⑸です。便秘は原因によって対応が変わります。腸の運動が弱まって起こる弛緩性便秘は高齢者に多く、便量を増やして腸を刺激する不溶性食物繊維の摂取や、水分の確保、運動が有効です。一方、腸が緊張して起こる痙攣性便秘では、刺激の強い不溶性食物繊維は控え、水溶性食物繊維を中心にします。下痢では脱水を防ぐため水分と電解質の補給が基本で、吸収されにくい糖質などによる浸透圧性下痢は、その摂取をやめれば改善します。
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