気管支喘息の患者への栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
気管支喘息の患者への栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 原因食物が特定された場合は、その食品を除去する。食物が誘因となる場合は、医師の診断に基づいて必要最小限の除去を行います。
- ⑵ 牛乳を除去する場合は、鉄の不足に備えて代替を選ぶ。牛乳を除去した場合に不足しやすいのはカルシウムです。鉄の主な供給源は肉や魚などの食品です。
- ⑶ 原因が特定されなくても、多くの食品を除去する。必要のない除去は栄養不足を招くため、必要最小限にとどめます。
- ⑷ やせは喘息の管理を難しくするため、体重を増やす。喘息の管理を難しくするのは肥満で、適正体重の維持を目指します。体重を増やすことを勧めるものではありません。
- ⑸ ステロイド薬の長期使用では、骨密度が上がる。ステロイド薬の長期使用は骨密度を下げるため、骨への配慮が必要です。
解説
正解は⑴です。気管支喘息では、食物が発作の誘因となる場合があります。その際は医師の診断で原因食物を特定したうえで、必要最小限の除去を行うことが原則です。自己判断による広範な除去は、成長期の子どもでは栄養不足を招きます。牛乳を除去する場合はカルシウムが不足しやすいため、代替食品で補う配慮が欠かせません。また、ステロイド薬を長期に使用する場合は骨量の減少に備え、肥満は喘息の管理を難しくするため適正体重の維持を目指します。
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