ソクマル看護師

処置時の看護師の声かけで適切なのはどれか。

次の文を読み112~114 の問いに答えよ。A さん(26 歳、女性)は高校生のころからリストカットを繰り返し、ボーダーラインパーソナリティ症〈境界性パーソナリティ障害〉の診断を受けている。最近仕事が忙しくなったパートナーに「今すぐ返事が欲しい。私を見捨てるのか」とメールを送り続け、帰宅したパートナーが、手首から血を流しているA さんを見つけた。パートナーに付き添われて総合病院の救急外来を受診したA さんは、意識清明で神経損傷はなく、手首の処置をした看護師に「消えてしまいたい。生きている意味がない」と話した。
処置時の看護師の声かけで適切なのはどれか。

解説

正解は⑵です。「消えてしまいたい、生きている意味がない」というA さんの言葉は強い苦痛のサインであり、まずはその苦しさをそのまま受け止め、共感的に応じることが危機的な状況にある人へのかかわりの基本となります。パートナーの気持ちを考えるよう促すことや、返信がすぐにできないのは当然だと伝えることはA さんの苦しさを置き去りにするおそれがあり、自傷をやめるよう伝えるだけでは、今感じている苦痛そのものへの応答にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成

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