ソクマル看護師

A さんは Basedow〈バセドウ〉病と診断され抗甲状腺薬での治療が開始された…

次の文を読み97~99 の問いに答えよ。A さん(21 歳、女性、大学生)は半年ほど前から疲れやすさを自覚していた。その後、安静時にも息切れと動悸が出現するようになり、1 か月前から所属するテニスサークルを休んでいる。数日前からは手が震えるようになり、学業にも支障が出てきた。頻繁に汗が出ると自覚しており、母親から「首が腫れている」と指摘され受診した。受診時は、身長160 cm、体重44 kg で半年前から6 kg 減少している。体温37.5 ℃、呼吸数22/分、脈拍132/分、血圧152/70 mmHg であった。
A さんは Basedow〈バセドウ〉病と診断され抗甲状腺薬での治療が開始された。A さんには、疾患を正しく理解し、定期受診や内服の自己管理が行えるよう指導が行われた。A さんは「薬が必要だと分かったけれど、副作用が怖い」と訴えている。早めの受診が必要な副作用(有害事象)はどれか。

解説

正解は⑶です。抗甲状腺薬には、まれに白血球(主に好中球)が急激に減少する重い副作用があり、その初期症状として発熱がみられることがあるため、発熱時は感染症の悪化を防ぐためにも早めの受診が必要とされています。口渇や脱毛、皮膚の搔痒感も気になる症状ではありますが、発熱でみられるような緊急性の高い副作用のサインとまではいえません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成

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