シクロホスファミドを投与している患者で注意が必要なのはどれか。
シクロホスファミドを投与している患者で注意が必要なのはどれか。
- ⑴ 緑内障緑内障の悪化が問題になるのは抗コリン作用をもつ薬剤です。
- ⑵ 間質性肺炎間質性肺炎はブレオマイシンやメトトレキサートなどで問題になります。
- ⑶ 歯肉の肥厚歯肉の肥厚はフェニトインやニフェジピン、シクロスポリンでみられます。
- ⑷ 出血性膀胱炎代謝産物のアクロレインが膀胱粘膜を傷つけ、出血性膀胱炎を起こします。
解説
正解は⑷です。シクロホスファミドは体内で分解される際にアクロレインという物質を生じ、これが膀胱の粘膜を傷つけて出血性膀胱炎を起こします。予防のために十分な水分摂取と利尿、メスナの併用を行います。緑内障は抗コリン薬、間質性肺炎はブレオマイシンやメトトレキサートなど、歯肉の肥厚はフェニトインやニフェジピン、シクロスポリンで問題になる副作用です。薬剤と副作用を対にして覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成