ソクマル看護師

A さんは身体的な治療を受けた後、精神科病棟に入院することになった。入院3 日の…

次の文を読み112〜114 の問いに答えよ。A さん(20 歳、女性)は境界性人格〈パーソナリティ〉障害の診断を受け、精神科外来に通院中である。ある日、人間関係のトラブルから処方されていた睡眠薬を過量服薬して自殺企図をしたところを家族に発見され、救命救急センターに搬送された。
A さんは身体的な治療を受けた後、精神科病棟に入院することになった。入院3 日の22 時、A さんがハサミを貸してほしいとナースステーションに来た。日勤の看護師がいる時間帯のみ付き添いでハサミの貸出が可能という主治医からの指示を伝えると「看護師B は貸してくれたのに。こんなひどい対応をする看護師はあなただけだ」と話し、その場を動かない。このときのA さんへの対応で適切なのはどれか。

解説

正解は⑴です。まず何のためにハサミを使いたいのかを尋ね、本人の必要を確かめます。そのうえで代わりの方法を一緒に考えれば、指示を守りながら要求にも応えられます。指示に反して貸し出すことは、看護師によって対応が変わるという分裂をさらに深めます。他の看護師が誤っていたと説明することも同様です。心配だからと理由だけ伝えて断ると、拒否されたという体験だけが残ってしまいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成

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