国際協力として5歳未満児死亡率の高い地域に1年間派遣されることになった看護師が、…
国際協力として5歳未満児死亡率の高い地域に1年間派遣されることになった看護師が、派遣される地域の住民に対して行う活動でプライマリヘルスケアの原則に基づいた活動はどれか。
- ⑴ 高度な治療を目的とした活動高度な治療は費用も設備も要し、地域に定着しません。原則から外れます。
- ⑵ 医学的研究の遂行を優先した活動研究の遂行を優先する活動は、住民の必要から出発する考え方に反します。
- ⑶ 派遣先で入手できる資源を利用した活動地域で入手できる資源を活かすことは、プライマリヘルスケアの原則そのものです。
- ⑷ 派遣される専門家チームを中心とする活動外部の専門家が中心になる活動は、住民の主体的な参加という原則に反します。
解説
正解は⑶です。プライマリヘルスケアは1978年のアルマ・アタ宣言で示された考え方で、住民の主体的な参加、地域で入手できる資源の活用、適正な技術の利用、多部門の協調、そして公平性を原則とします。高度な治療や研究の遂行、外部の専門家が中心となる活動は、この原則から外れます。派遣先で手に入る資源を使う活動は、支援が終わった後も地域に残るという点でも理にかなっています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成