高齢者の身体拘束に関する説明で適切なのはどれか。
高齢者の身体拘束に関する説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 身体拘束の実施は担当看護師が決定する。1人の判断ではなく、組織として検討し決定します。
- ⑵ ミトン型の手袋の使用は身体拘束ではない。ミトン型手袋も手指の動きを制限するため、身体拘束に含まれます。
- ⑶ 本人が身体拘束に同意していれば家族への説明は不要である。家族への説明と同意も必要です。省略することはできません。
- ⑷ 切迫性、非代替性および一時性の全てを満たしている場合に検討される。切迫性・非代替性・一時性の3要件をすべて満たす場合に限って検討します。
解説
正解は⑷です。身体拘束は、切迫性(生命や身体が危険にさらされる可能性が著しく高い)、非代替性(ほかに方法がない)、一時性(必要な時間に限る)の3要件をすべて満たす場合に限って検討します。実施は担当看護師が1人で決めるものではなく、組織として判断し、本人と家族に説明して同意を得たうえで記録を残します。ミトン型手袋も手指の動きを制限するため身体拘束にあたります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成