胃切除術後のダンピング症候群を予防するための食事指導で適切なのはどれか。
胃切除術後のダンピング症候群を予防するための食事指導で適切なのはどれか。
- ⑴ 15 分以内に食べる。早く食べると一度に小腸へ流れ込みやすくなります。ゆっくり食べてもらいます。
- ⑵ 糖質の多い食事を摂る。糖質の多い食事は早期・後期いずれのダンピング症状も招きやすくなります。
- ⑶ 1回の摂取量を少なくする。1回量を減らして回数を増やすことで、小腸への急な流入を防げます。
- ⑷ 1日の食事回数を少なくする。回数は減らさず、5〜6回に分けて必要量をとってもらいます。
解説
正解は⑶です。ダンピング症候群は、胃の貯留する働きが失われて食べた物が急に小腸へ流れ込むことで起こります。予防には、1回の量を少なくして回数を増やし、時間をかけてよくかんで食べ、食事中の水分を控えることが基本です。糖質の多い食事は浸透圧の高い内容物となって早期ダンピングを招き、また急な高血糖と反応性低血糖で後期ダンピングも起こしやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成