薬物動態で肝臓が関与するのはどれか。
薬物動態で肝臓が関与するのはどれか。
- ⑴ 吸収経口薬の吸収は主に小腸で行われます。肝臓の役割ではありません。
- ⑵ 分布分布は血流や血漿蛋白との結合によって決まります。
- ⑶ 代謝薬を水に溶けやすい形へ変える代謝を、肝臓の酵素が主に担います。
- ⑷ 蓄積蓄積は結果として起こる現象で、薬物動態の4つの過程には含まれません。
解説
正解は⑶です。薬物動態は吸収・分布・代謝・排泄の4つの過程からなり、このうち代謝を主に担うのが肝臓です。肝臓の酵素によって薬は水に溶けやすい形へ変えられ、腎臓や胆汁から排泄されます。経口薬が肝臓を通るときに一部が分解される初回通過効果も、この働きによるものです。吸収は主に小腸、分布は血流と蛋白結合、排泄は主に腎臓が関わります。蓄積は動態の4過程には含まれません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成