退院後、心不全の増悪を予防する目的で訪問看護を週に1回利用することになった。A …
次の文を読み112〜114 の問いに答えよ。A さん(65 歳、女性、要支援1)は1人暮らし。慢性心不全で定期的に外来受診していた。下肢の浮腫と息切れを自覚し、心不全の増悪があると診断されて入院となった。入院治療によって、両下肢に軽度の浮腫はあるが歩行による息切れは消失し、退院することになった。A さんは退院後の生活について「近くのスーパーに歩いて買い物に行くのが楽しみですが、息切れが心配です。何に気をつけたらよいですか」と病棟看護師に話した。
退院後、心不全の増悪を予防する目的で訪問看護を週に1回利用することになった。A さんは夕方に下肢の浮腫が悪化するのを気にしており、訪問看護師に助言を求めた。訪問看護師のA さんへの助言で適切なのはどれか。
- ⑴ 「靴は大きめのサイズを選びましょう」大きすぎる靴は歩きにくく、転倒を招きます。
- ⑵ 「外出時は弾性ストッキングを履きましょう」静脈の戻りを助け、夕方に強まる浮腫を和らげます。
- ⑶ 「下肢の中枢から末梢にマッサージしましょう」マッサージは末梢から中枢へ向けて行います。
- ⑷ 「就寝時には湯たんぽを身体から2、3cm 離して置きましょう」感覚が鈍くなっており、低温熱傷の危険があります。
解説
正解は⑵です。弾性ストッキングは下肢を外から圧迫して静脈の戻りを助け、夕方に強まる浮腫を和らげます。朝の起きたときに履き、外出時も続けて使います。靴を大きめにすると歩きにくく転倒を招きます。マッサージは中枢から末梢ではなく、末梢から中枢へ向けて行います。浮腫のある皮膚は感覚が鈍く、湯たんぽは離していても低温熱傷の危険があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成