Alzheimer〈アルツハイマー〉病で正しいのはどれか。
Alzheimer〈アルツハイマー〉病で正しいのはどれか。
- ⑴ 基礎疾患として高血圧症が多い。高血圧が基礎疾患として多いのは血管性認知症です。
- ⑵ アミロイド β タンパクが蓄積する。脳に蓄積して老人斑をつくり、神経細胞が失われていきます。
- ⑶ 初期には記銘力障害はみられない。初期から記銘力障害が現れることが特徴です。
- ⑷ MRI 所見では前頭葉の萎縮が特徴的である。特徴的なのは海馬と側頭葉内側の萎縮です。
- ⑸ 脳血流シンチグラフィ所見では頭頂葉の血流増加がある。頭頂葉では血流が低下します。
解説
正解は⑵です。アルツハイマー病では、脳にアミロイドβタンパクが蓄積して老人斑をつくり、リン酸化タウタンパクによる神経原線維変化とあわせて神経細胞が失われていきます。初期から新しいことを覚えられない記銘力障害が現れ、MRIでは海馬と側頭葉内側の萎縮、脳血流シンチグラフィでは頭頂葉と後部帯状回の血流低下がみられます。高血圧が基礎にあるのは血管性認知症です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成