幻肢痛について正しいのはどれか。
幻肢痛について正しいのはどれか。
- ⑴ 術前から発症する。切断した後に生じるもので、術前から起こることはありません。
- ⑵ 抗うつ薬は禁忌である。抗うつ薬は治療に用いられ、禁忌ではありません。
- ⑶ 細菌感染が原因である。細菌感染ではなく、痛みを感じる仕組みの変化によります。
- ⑷ 切断し喪失した部位に生じる。失われたはずの部位が痛むことが、この現象の特徴です。
解説
正解は⑷です。幻肢痛は、切断して失われたはずの手足が、あたかもそこにあるかのように痛む現象です。切断後に生じ、術前から起こることはありません。原因は細菌感染ではなく、脳や脊髄で痛みを感じる仕組みが変化することによると考えられています。治療では鏡を使う療法や、神経障害性疼痛に効く抗うつ薬、抗けいれん薬が用いられ、抗うつ薬は禁忌ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成