認知症高齢者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。
認知症高齢者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。
- ⑴ 説得するように話す。説得は理解が難しく、かえって混乱や抵抗を招きます。
- ⑵ 作話があっても話を聞く。否定せずに受け止めて聞くことで、自尊心が守られ安心につながります。
- ⑶ 一度に多くの情報を伝える。一度に多くの情報を伝えると処理しきれず、混乱してしまいます。
- ⑷ 同じ内容を繰り返している場合は会話を終了する。繰り返しを理由に会話を打ち切ると、孤立感や不安を強めてしまいます。
解説
正解は⑵です。作話は記憶の欠けた部分を埋めようとして生じるもので、本人はうそをついている意識がありません。否定したり訂正したりすると自尊心が傷つき、不信感や興奮につながるため、まずは話を受け止めて聞くことが大切です。その背景にある感情に寄り添うことで安心が生まれます。説得は理解が難しく混乱を招き、一度に多くの情報を伝えると処理しきれません。同じ話の繰り返しも、その都度受け止めて関わり続けます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成