現在の日本の終末期医療において、患者の将来の自己決定能力の低下に備えて、患者・家…
現在の日本の終末期医療において、患者の将来の自己決定能力の低下に備えて、患者・家族と医療者が今後の治療・療養についての気がかりや価値観を定期的に話し合って共有し、患者の意向に沿った医療を提供することが望ましいとされている。この内容を示すのはどれか。
- ⑴ グリーフケアグリーフケアは死別後の遺族の悲嘆に寄り添う支援です。
- ⑵ 代理意思決定の支援代理意思決定の支援は、本人が決められないときに家族らの判断を支える関わりです。
- ⑶ アドバンス・ケア・プランニング将来に備えて本人・家族・医療者が繰り返し話し合い、価値観を共有する過程です。
- ⑷ アドバンスディレクティブ〈事前指示〉の支援アドバンスディレクティブは具体的な指示をあらかじめ示す文書のことです。
解説
正解は⑶です。アドバンス・ケア・プランニングは、将来自分で意思を伝えられなくなったときに備え、本人と家族、医療やケアの担い手が繰り返し話し合って、価値観や希望を共有していく過程を指します。日本では人生会議という愛称で普及が図られています。文書に残すことが目的ではなく、話し合いを重ねる過程そのものが大切です。アドバンスディレクティブは具体的な指示を事前に示す文書、グリーフケアは死別後の遺族への支援です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成