抗原によって感作されたT リンパ球による細胞性免疫が主体となるのはどれか。
抗原によって感作されたT リンパ球による細胞性免疫が主体となるのはどれか。
- ⑴ 花粉症花粉症はIgE抗体が関わるⅠ型アレルギーで、液性免疫が主体です。
- ⑵ 蕁麻疹蕁麻疹も多くはⅠ型アレルギーで、肥満細胞からのヒスタミン放出によります。
- ⑶ ツベルクリン反応感作されたTリンパ球による遅延型のⅣ型アレルギーで、細胞性免疫が主体です。
- ⑷ アナフィラキシーショックアナフィラキシーショックはⅠ型アレルギーの重い形です。
- ⑸ インフルエンザの予防接種予防接種は抗体の産生を促す液性免疫の利用にあたります。
解説
正解は⑶です。ツベルクリン反応は、感作されたTリンパ球が抗原に再び出会うことでサイトカインを出し、マクロファージを集めて48時間後に硬結と発赤を起こすⅣ型アレルギーです。細胞性免疫が主体で、抗体は関与しません。花粉症と蕁麻疹、アナフィラキシーショックはIgE抗体と肥満細胞が関わるⅠ型アレルギーで、数分から数十分で症状が現れます。予防接種は抗体の産生を目的とする液性免疫の利用にあたります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成