外来受診時にA さんの妻から外来看護師に「2人で協力してインスリン注射することに…
次の文を読み115〜117 の問いに答えよ。A さん(75 歳、男性)は、妻(70 歳)と2人暮らし。2型糖尿病の治療中で、2年前から1日2回朝・夕食前に混合型インスリン注射が開始となった。その後、糖尿病性網膜症による視力障害が進んだため、現在は妻と一緒に単位数や針の確認をし、インスリンの自己注射を実施している。
外来受診時にA さんの妻から外来看護師に「2人で協力してインスリン注射することには慣れてきました。たまには夜に夫とゆっくり和食を食べに行きたいのですが、外出時の注射で気を付けることを教えてほしい」と相談があった。A さんと妻への外来看護師の指導内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 「お店に着いたらすぐに注射を打ちましょう」料理が出るころに合わせ、食事の直前に打ちます。
- ⑵ 「インスリンを常温で持ち運ぶことはできません」インスリンは、常温でも数週間持ち運べます。
- ⑶ 「注射ができる場所をお店の人に確認しましょう」落ち着いて打てる場所を確かめておくと安心です。
- ⑷ 「普段よりもインスリン量を増やす必要があります」外食だからといって、量を増やす必要はありません。
解説
正解は⑶です。外食のときは、落ち着いて注射できる場所をあらかじめ店に確かめておくと安心です。食事の直前に打つのが基本なので、席に着いてすぐではなく料理が出るころに合わせます。インスリンは常温でも数週間持ち運べ、外食だからといって量を増やす必要はありません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成