A さん(88 歳、男性)は、長女(60 歳、無職)と2人暮らし。障害高齢者の日…
A さん(88 歳、男性)は、長女(60 歳、無職)と2人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準ランクC2。仙骨部の褥瘡の治療のため、膀胱留置カテーテルを挿入することになった。膀胱留置カテーテルを挿入中のA さんを介護する長女に対して、訪問看護師が指導する内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 「褥瘡が治癒するまでおしりは洗浄しないでください」褥瘡があっても、陰部の洗浄は続けます。
- ⑵ 「体位変換ごとに蓄尿バッグを空にしてください」体位変換のたびではなく、量が多くなったときに空にします。
- ⑶ 「カテーテルは太ももに固定してください」男性では、尿道を傷めないよう下腹部に固定します。
- ⑷ 「尿に浮遊物がないか確認してください」尿の濁りや浮遊物は、感染の兆しを示します。
解説
正解は⑷です。尿の濁りや浮遊物は感染の兆しを示すため、家族が毎日確かめられるとよい観察点です。褥瘡があっても陰部は清潔に保ち、洗浄を続けます。蓄尿バッグは常に膀胱より低く保ち、量が多くなったときに空にします。カテーテルは女性なら大腿、男性なら下腹部に固定します。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成