A ちゃんは、高圧浣腸により重積が整復され、経過観察のため入院した。翌朝、経口摂…
次の文を読み103〜105 の問いに答えよ。A ちゃん(生後10 か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15〜20 分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。A ちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21 時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。体温は37.1 ℃であった。
A ちゃんは、高圧浣腸により重積が整復され、経過観察のため入院した。翌朝、経口摂取が可能となり、状態も落ちついているため退院が決定した。保護者から「退院後に何か注意することはありますか」と看護師に質問があった。保護者への説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「月1回の受診をしてください」定期的な受診を、続ける必要はありません。
- ⑵ 「3日間は入浴を控えてください」入浴を控える必要は、ありません。
- ⑶ 「1週間は離乳食を1日1回にしてください」離乳食は、元のとおりに進めて構いません。
- ⑷ 「同じような症状が出たら受診してください」再び起こることがあり、早い受診が大切です。
解説
正解は⑷です。腸重積症は整復したあとも再び起こることがあり、多くは最初の数日以内です。機嫌が悪くなって激しく泣く、嘔吐する、血便が出るといった同じ症状が現れたら、すぐに受診してもらうよう伝えます。毎月の受診や入浴、離乳食の制限は必要ありません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成