前立腺肥大症で正しいのはどれか。2つ選べ。
前立腺肥大症で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 進行すると水腎症となる。尿が滞ると、腎臓側に広がって起こります。
- ⑵ 外科治療は経尿道的前立腺切除術を行う。尿道から内視鏡を入れて削る方法が、標準です。
- ⑶ 直腸診で石の様な硬さの前立腺を触知する。石のような硬さは、前立腺癌を思わせる所見です。
- ⑷ 前立腺を縮小させるために男性ホルモン薬を用いる。男性ホルモンは、むしろ肥大を促します。
- ⑸ 前立腺特異抗原〈prostate specific antigen:PSA〉値が100 ng/mL 以上となる。そこまで高い値は、癌を疑う所見です。
解説
正解は⑴と⑵です。前立腺肥大症では尿の通り道が狭まり、進むと尿が腎臓側へ滞って水腎症になります。手術は尿道から内視鏡を入れて削る方法が標準です。触れると弾力があって硬くはなく、男性ホルモンはむしろ肥大を促し、腫瘍マーカーが著しく高くなることもありません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成